さいたまスーパーアリーナにフィギュアスケート世界選手権を見に行った

2013年12月

12月中旬の事、3月に日本のさいたまスーパーアリーナで行われるフィギュアスケートの世界選手権のチケットが販売開始された。
というか、もう販売開始されてしまってから気がついた。
言うまでもない事だけど、世界選手権はオリンピックに次ぐ大きなタイトルだ。

実はそのちょっと後に旅行に行く予定があったので迷ったが、
次に世界選手権が日本に来るのはいつになるか、いや、数年ごとに日本には来るんだけど、北海道や長野では観に行くのは大変だけど、さいたまスーパーアリーナなら、距離的にも設備的にも私でも観に行く事が可能だ。フィギュア好きの私にとって、めったにないチャンスだ。
観に行ってみたい。でも、もう発売開始から2日も過ぎてしまった。まだ車椅子席を取るのは可能なんだろうか?

とりあえず、車椅子席の問合せ先に電話してみる。
女子のフリーの日か男子のフリーの日を観に行きたいと思っていたが、すでにほとんど売り切れていた。

3月27日の「ペアフリー+女子ショート」の日だけ、車椅子席の予約が可能だという。
車椅子スペースは、S席の料金で車椅子利用者1名と付添1名が入場可能とのこと。
予約はこの電話で受け付けるという事だった。
選択肢がないので、迷わず3月27日の予約をお願いした。
運転手さんのチケットも予約したいと思い、ローチケのサイトを見たが、やはり大半が売り切れてしまっていた。
それでもなんとか27日のC席を予約できた。

後日、ローソンに行って、車椅子席とC席のチケットを発券してきた。

駐車場はどうしよう?さいたまスーパーアリーナ内の駐車場は利用できるんだろうか?と、問い合わせてみたところ、あちらでも聞いてみると言う事で、車の種類やナンバーなどを伝えて電話を頂く事となった。

たしか、その後1週間後くらいにもう少し待ってほしいというお電話をわざわざ頂いて恐縮してしまった。

また1週間後くらいだったかに、母が電話を受けて、駐車券を着払いで送って良いか?という問い合わせだったのでお願いすると返事をしたとの事。

問い合わせのつもりだったが、よくわからないまま駐車券を送って頂ける事になったようだ。ありがたいやら申し訳ないやら。

その後また一週間ほどして、着払いで駐車券と駐車場の案内のカード的な物が届いた。
不案内な土地で駐車場の心配をしなくて済むのは助かった。

 

2014年

ソチオリンピック・・・浅田真央ちゃんが大変なプレッシャーの中、ショートでまさかの失敗、そしてフリーでの素晴らしい演技を見て、ワールドへの期待と不安が大きく膨らんだ。

 

慣れないフィギュア観戦でどのくらい寒いのか、身体を壊してはいけないし・・・

できればペアの最初から全部観たい気持ちはあるけど長時間の観ていたら体調を崩してしまうかもしれない。

泣く泣く、「ペアのフリーが終わるちょっと前くらいに会場に行って、ペア上位の演技と表彰式、そして女子ショートを全部観よう」という事になった。

 

2014年3月27日

当日、12時頃家を出る。

途中で事故渋滞に巻き込まれてしまう。

さいたまスーパーアリーナの駐車場にたどりつき、会場内の車椅子席まで行けた時にはペアの演技が終わり、ちょうど表彰式までが終わった所だった。残念。

駐車場からはエレベーターで2階に上がり、広場のような所をぐるっと通って会場入り口へ。

会場は、休憩中なので通路もトイレも人でいっぱい。休み時間の間にロッテリアで海老バーガーを買い、腹ごしらえをしておく。

リンクでは製氷やゆるキャラの演技なんかをやってた。

車いす用のスペースはアリーナモードでの2階(といっても1階から続いてるんだけど)の中間あたりの高さの通路沿いになる。車椅子利用者がスペースに並んで見れて、付き添いの人はその後ろに簡易椅子を置いて座れる。サッカー会場なんかと同じようなシステム。

休憩時間が終わり、いよいよ女子ショートの演技が始まる。

live.sportsnavi.yahoo.co.jp/live/sports/figureskate_all/2247

ショートプログラムなので演技がテンポよく進み、あっと言う間に時間が過ぎて行く。前半のグループの選手たちの演技も見てるだけでとにかく楽しい。会場も暖かい応援であふれてる。

若い選手ではロシアのポゴリラヤが群を抜いて良かった。蛍光色の衣装もリンクに映える。スカートの端がちょっとアシンメトリーにカットされていて、遠目に見てもその布の質感が気持ちよく、ひるがえり方がスピード感を生んでいて効果的な衣装だった。

ポゴリラヤに限らないが、テレビで見るとちょっと安っぽく見えかねないスパンコールやビジューのキラキラも、会場で観るととても華やかにキラキラと光りゴージャスに見える。
衣装は重要だと思ってはいたけど、やはり会場で見ると思っていた以上に、演技の華やかさやスピード感をアピールするのだと感じた。

いよいよ第5グループ。
浅田真央、村上佳菜子、鈴木明子、カロリーナ・コストナー(イタリア) 、李子君(中国) 、グレイシー・ゴールド(米国)という見応えのあるグループだ。

今まで和やかだった過剰の雰囲気が一気に変わって緊張と興奮でいっぱいになる。

気のせいか非常に丁寧な製氷が行われ、6分間練習が始まる。

私はなぜか、真央ちゃん=超ほっそり体系、佳菜子=男の子っぽい体系、明子さん=ややぽっちゃりめ、コストナー=かなりの長身みたいなイメージを勝手に持ってしまってたけど、実際見ると、みんな負けず劣らず、バランスのとれた美しいスタイルで、優雅に見える。

どの選手にも目移りするが、やはり真央ちゃんに注目せざるをえない。
真央ちゃんは確かめるようにダブルアクセルを何度か跳ぶ。
そんな事はないとわかってはいるのに、つい「今日はトリプルアクセル跳ばないのかも」と考えてしまう。
残り時間が1分を切った。・・・と、真央ちゃんが綺麗なトリプルアクセルを決める!会場中がうぉーっ!と沸く。
そしてまたもう一度アクセルの踏み切り、みんなハッとするが、跳ばずに踏切の感覚を確認しただけだった。
成功した感触のまま本番を跳ぶのだろう。
6分間練習が終わる。

いよいよ真央ちゃんの演技が始まる。
熱心な声援がピタッと止まり会場がシンと静まりかえる。
会場中が息を飲んで真央ちゃんの一挙手一投足に注目する中……トリプルアクセル!成功!!
遠目に見てもきれいに三回半回っているのがわかるような美しいトリプルアクセルだった。
トリプルアクセル以外も、ジャンプはもちろん、ステップ、スピン…全ての技のレベルが非常に高い。テレビで見てるともう少しスピード感がないかとなぜか思い込んでたけど、そんな事は全くなかった。
真央ちゃんはすごいの一言。
もちろんテレビで見てる範囲でも非常に優れた選手だとは思ってたけど、ここまで完璧な選手だとは思っていなかった。
夢のような完璧な演技が終わり、すごい高得点。女子SP歴代最高得点が出たらしい。びっくり。

佳奈子ちゃんは普段テレビで見てて、なぜか勝手な思い込みで荒削りな演技のイメージがあったけど、実際に見ると非常に優雅で美しかった。
ジャンプに回転不足があったようで思ったほど得点が伸びなかったのが残念。

鈴木明子さんはジャンプがちょっと重い感じだったけど、伸びのあるスケーティングやエッジの深さ、滑りの美しさが半端なかった。

コストナーは滑りの伸びと、身長が高い事もあってか、スピード感がある。
リンクの端から端まであっという間にすべってしまう感じ。
そして美しさに魅了される。

李子君はキュートで好きな選手だけど、ジャンプにミスがあったのが残念。

ゴールドもその名の通り華やかで可愛い選手だけど、どこか演技に物足りなさを感じた。

第5グループが終わって早めに帰る人が多かった。

 

そして最後の第6グループ

一人目のおなじみワグナーは思ったほど点が伸びない。

3人目はロシア期待の若手、キャンドルスピンがトレードマークのリプニスカヤ。
「べりーきゅーとー!」「かわいいよー!」と珍しく日本人男性客の声援が。
質の高い演技だったが、会場で観ると、期待してたほどの魅力はない感じだった。
勝手な意見を言えば、個人的にはポゴリラヤの方が好きだった。

ここでまた帰る人が多数。

次のフランスの黒人選手メイテのパワフルな演技がとても良かった。大好き。
昔、カタリーナ・ビットのライバルだった黒人選手、デビー・トーマスを思い出した。

ここでまた帰る人が。

5人目、最後の6人目の演技が終わり、最後まで観た人たちは7割くらいだっただろうか?急いで会場を後にする人もいれば、
会場内に設けられたキッスアンドクライ風の記念撮影場所や
外の柱の真央ちゃんや羽生君や町田君の写真の前で記念写真を撮る人も多かった。

会場地下の駐車場に降りる。
途中でかなり人も減ったし、ゆっくりと駐車場に向かったので空いてるかと思っていたら、外に出る車でけっこう混み合っていて、ちょっと車の流れが落ち着いてから会場の外に出た。
高速に乗るまでに結構時間がかかったが、高速に乗ったらスムーズに家に帰る事ができた。

それにしても、 こんなにほとんどの選手が実力を発揮できたショートプログラムを見れたのは、とてもラッキーだった。

narida
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当サイトの管理人。 昭和30年代生まれの高齢オタクです。 筋肉の難病で車椅子生活をしていますが 初音ミクで音楽を作ったり、コミpoでマンガを作ったり、 客船で旅行したり、サッカー観戦したりと 脳天気な生活をしています。 http://ii.la/narida/